鈴木 邦成 コラム

シン・物流革命の衝撃

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2022年5月21日

情報革命に続くテクノロジーの革新が「シン・物流革命」といえましょう。

 

 

同名書籍『シン・物流革命』(鈴木邦成、中村康久共著、幻冬舎)を読むと、コロナ禍における荷動きの停滞の裏側でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進化し、物流DXネットワークの構築が進んできたことがわかります。

 

 

そして時代は「シン・物流革命」へと展開していくのです。情報と物流が融合し、サプライチェーンのプラットフォームを多面的、多層的に支えていくという、ある意味、衝撃的な時代の到来ともいえるでしょう。

 

 

「シン・物流革命」風にいえば、新常態(ニューノーマル)の時流にあわせた物流システムの構築が必要ということになるのでしょう。

 

 

 

ただし、物流・ロジスティクス領域の現場における課題は山積みです。ウクライナ侵攻や上海ロックダウンなどでサプライチェーンは悲鳴を上げています。そしてそうした不安や懸念を解決するソリューションはいまだ見えてはきません。さらにいえば2024年問題に象徴される物流業界の人手不足、人材不足も解決される見通しはまったく立っていません。

 

レガシー化、経年劣化をいかに解決していくかという物流情報支援システムやサプライチェーンソリューションの刷新も大きな課題です。

 

 

そしてそうした専門性の高い物流・ロジスティクス領域の課題を解決するためには既存のしくみや知見とは異なる新しい視点からの論理的、科学的なアプローチが必要になってくるのです。

 

 
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