鈴木 邦成 コラム

保管効率の向上

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2019年12月26日

倉庫・保管コストが膨らむ原因として、「保管場所が明確に定められていない」、「部品、製品などと棚などの保管サイズが合っていない」、「保管スペースが有効に活用されていない」などが考えられます。

保管効率を上げるための大前提として、部品センターや物流倉庫の整理・整頓を徹底して行います。ラック(棚)を適切に導入することでも相当なコスト削減が可能になります。

ただし、「保管スペースがないから」という理由で通路にまで段ボールを山積みするのは避けたいところです。一見、保管スペースを有効利用しているように思えるが、出入荷などの作業効率が低下し、逆効果になることが多いようです。

「どこにどの物品があるのか」ということがわからない状況ではピッキングミスや誤出荷などが多発することになります。無論、そのためにトータル物流コストがかえって上昇してしまうリスクも高まります。
 

 
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