鈴木 邦成 コラム

輸送のコスト削減・効率化の考え方

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2017年5月16日

輸送費を抑えるためには大量輸送、バッチ輸送を徹底し、トラックの積載率、実車率を上げることが重要になります。

 

 

しかし、大量輸送、バッチ輸送を過度に行えば、在庫過多の問題を引き起こす動因ともなります。

 

したがって、輸送費を削減する場合もヤミクモに行わず、「サプライチェーンにおける一連のモノの流れをいかにスムーズにしていくか」を入念に考えながら戦略的に行っていく必要があります。

 

 

必要なモノをムリ、ムダ、ムラなく運ぶことで輸送費の最適化も可能になるというわけです。

 

 

大量輸送とは反対に過度な多頻度納入が行われた場合にも、運送コストがかさんだり、保管スペースが不足したりする事態の発生が考えられます。

 

 

大量輸送や過度な多頻度納入は一部のセクションにプラスをもたらすかもしれませんが全体にとってはマイナスになります。

 

 

「部分最適を実現することができても全体最適の実現はできない」ということになります

 
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