2016年3月21日
メーカーが生産コスト削減を念頭に大ロット生産を行っても注文量が少なければ在庫が増えてしまいます。
また販売店が商品を大量に仕入れても売れ行きが伸びなければ店頭在庫は膨らんでしまいます。
したがって在庫削減を推進するためには生産や販売のロットサイズを小さくし、多品種少量、多頻度小口処理を行う必要があります。小売店は各アイテムの陳列量を最小限に保ち、短リードタイムで欠品を迅速に補充するシステムを構築しなければなりません。
在庫管理も緻密かつ活発に行います。さらにいえば小売店への納入業者も絞り込みます。多頻度小口処理で多くの業者が商品を頻繁に納入すれば受け入れる店舗側の対応も煩雑になるからです。