鈴木 邦成 コラム

東日本大震災から5年を経過して 災害に対応できる物流システムの構築を!

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2016年3月10日

私たちは普段は物流の存在を意識することはそれほど多くはなりません。

 

しかし流れる水がとまるとそれにより大きな混乱が生じるように物流がとまると生活必需品を事欠く不便を痛感することになります。

実際、私たちの生活に必要な物流がとまったらどうなるのでしょうか。

 

2011年3月11日の東日本大震災の際には「サプライチェーンの寸断」という言葉がしきりに使われました。またサプライチェーンの寸断にあわせて物流もとまりました。

コンビニやスーパーマーケットから生活必需品が相次いで消えたことを覚えている方も少なくないことでしょう。

 

とくに生鮮食品や日用品などの毎日の生活に欠かせない商品は必要なときに必要なモノをムダ、ムリ、ムラなく供給するという方針のもとに物流網が構築されています。

 

たとえば水道管から水が出なくなれば、生活に必要な水が確保できなくなるように、物流網が寸断されるようなことがあれば、日々の生活に必要な物資も同様に届かなくなるのです。

 
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