2015年4月8日
物流の運び手として活躍するのはトラックだけではありません。飛行機、船、鉄道もまた貨物輸送の大きな担い手です。
鉄道はトラックが戦後、モータリゼーションの中心として我が国の物流を引っ張り出すまで、物流の中心的な役割を担っていました。
モータリゼーション以降にトラックに物流の主役を譲りましたが、近年は環境にやさしいという点が注目を集め、鉄道輸送に対する関心が高まっています。
船舶による海上輸送もトラック輸送に比べて環境にやさしいという点から注目が集まっています。海上輸送の利点はトラックや鉄道に比べて大ロットの貨物をまとめて長距離に運ぶことができるということにあります。大きなロットで運べばコストメリットも期待できます。ただし、天候に運航が左右されることが多く、台風、シケなどの悪天候で欠航となるリスクもあります。