鈴木 邦成 コラム

全体最適と部分最適の調和

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2015年4月4日

 SCMの構築を進めるためには、サプライチェーンの各ステージにおけるオペレーションの効率性を高めていくことが重要になります。ただし、それだけでは十分な成果が上がるわけではありません。

 

設計・開発、生産・製造、流通・物流、消費、収集運搬、中間処理、最終処分、リサイクル・リユースの各部門で部分最適化を図ると同時に、その基盤部分を強化することによりサプライチェーン全体の流れを効率的にする全体最適の視点からの取組みが必要になってきます。

 

SCM導入・構築を行う全体的な手順としては、サプライチェーン全体のグランドデザインをまずは効率的に描き、そのうえで各オペレーションにムリ、ムラ、ムダが発生していないか、定められた在庫レベルが妥当かどうかなどを判断していくことになります。

 
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