2014年10月4日
人件費の上昇や燃油高などにより、物流コストが上がっています。
荷主企業の中には、3PL業者や運送会社から、値上げ要請を受けているところもあるでしょう。
当面、物流コストの上昇は続きそうです。
その際、企業の物流担当者としては、いかに物流コストを削減できるかを検討されることでしょう。
短期的な対策としては、配送頻度を見直したり、作業生産性を上げるなど、コスト削減に直結する施策が打ち出されると思います。
それももちろん大切なことですが、より中長期的な視点で物流コストを削減していく方策を検討することも必要です。
その一つがSCMの構築です。
調達、生産、在庫、物流、販売といった一連のプロセスを俯瞰し、全体としてコスト削減に結び付けていく。
その観点で長期的にコスト削減を享受できる仕組みづくりが求められます。