田村 隆一郎 コラム

卸売業の役割

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2014年9月2日

SCMは、原材料供給メーカー、製造業、卸売業、小売業、さらには消費者までの物の流れをシームレスにしていく必要があります。

その中で、卸売業はSCM実現に向けての、非常に大きな役割を担っています。

卸売業は、さまざまなメーカー、またさまざまな小売業と取引を行っています。
メーカーの実状も分かり、小売店頭の実状も分かります。

つまり、SCMに関係するプレイヤーの中で、商品に関する情報が最も集まっているといっても過言ではありません。

卸売業が主体的な取り組みを行えば、関係者を巻き込んでの情報一元化や、配荷の効率化が可能となるでしょう。

メーカーに対しても、小売に対しても、最適なロジスティクスを提案する。
需給のバランスをうまくとり、効率的なサプライチェーンを提案する。

卸売業には、SCMにおいてそのような重要な役割が期待されます。

 
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