2014年7月28日
SCMの概念は、従来さまざまな呼び方で普及、展開されてきました。
QR(Quick Response)、ECR(Efficient Consumer Response)、CPFR(Collaborative Planning Forecasting Replenishment)等々。
いずれも、製配販が連携し、共通の目的の下に取り組みを行うための仕組みづくりが行われてきました。
その目的とは、「在庫の最適化」、「物流効率の改善」、「機会損失の最小化」、「生産、調達の効率化」、「リードタイムの短縮」といったものです。
それらはつまるところ、『キャッシュフローの増大化』をねらいとしていると言えます。
製配販の各プレイヤーが連携することで、サプライチェーン全体のキャッシュフロー増大を目指す。それがSCMの究極的な目的であります。