2018年4月26日
東芝(東京都港区)は10月11日、建設中の東芝メモリ四日市工場(三重県四日市市)第6製造棟について、第1期分の建屋内に96層積層プロセスを用いた3次元フラッシュメモリ固有の製造工程を担う最先端の成膜装置やエッチング装置などを導入することを発表した。
東芝は第6製造棟の第1期分の生産設備、第2期分の建屋建設投資として、東芝メモリが総額約1950億円の投資を実施することを公表していた。エンタープライズ用サーバやデータセンター向けを中心に3次元フラッシュメモリの需要拡大が2018年以降も見込まれるとし、東芝メモリが第1期分としてさらに約1100億円の投資を2017年度中に行うことを了承し、建設進捗に合わせて導入する。