2018年3月8日
旭化成(東京都千代田区)は9月7日、繊維事業本部におけるマイクロファイバースエードであるラムースの生産能力増強を発表。宮崎県延岡市で生産設備を増設する。
2017年上期着工予定、2019年度上期稼働開始予定で、年間約300万㎡の生産能力増強を図る。現在の年間約600万㎡。
同製品は独自製法による3層構造の高級マイクロファイバースエード(人工皮革)。上質な肌触りや意匠性の多彩さに加えて環境特性にも優れ、自動車内装材、家具、ITアクセサリー、衣料、産業用資材などのさまざまな用途に向け事業展開している。自動車内装材向け中心に販売量が増加し、今後もさらなる需要の拡大が見込まれることから、設備の増設を決定した。