2017年11月23日
日本水産(東京都港区)は5月12日、茨城県神栖市に建設中だったファインケミカル総合工場鹿島医薬品工場が竣工したと発表。2018年1月稼働開始を目指し、cGMP基準の取得などに着手する。
中期経営計画の一環として建設を進め、11日に竣工した。総投資額は80億円。高純度EPAの抽出・精製技術を結集した最新の生産設備を有し、医薬品原料としてのEPA(エイコサペンタエン酸)に特化した生産を行う。原料の魚油から製品までを一貫して取り組む供給体制のもと、既存工場とともにEPA原体メーカーを目指す同社のファインケミカル事業を支える。