2017年4月27日
TDK(東京都港区)は10月6日、本荘工場(秋田県由利本荘市)、稲倉工場(秋田県にかほ市)の敷地内でそれぞれ、建設を進めてきた新棟が竣工したと発表した。
本荘工場新棟は延床面積約5万㎡、2階建で、高周波部品、ピエゾ部品など電子部品の開発、設計および製造を行う。稲倉工場新棟は延床面積約1万5000㎡、一部2階建で、フェライト材料・フェライトコアの開発、設計、製造を行う。いずれも2016年内に量産を開始する予定で、生産設備の設置を開始している。各生産ラインともTDK独自の生産技術を結集した最新鋭の設備、システムを導入。TDKのグローバルの電子部品製造のマザー拠点である秋田地区のモノづくり強化を念頭に、最新鋭の生産拠点とすることを目指す。