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住友化学 愛媛工場で飼料添加物メチオニンの製造設備を増強

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2016年11月28日

住友化学(東京都中央区)は5月19日、愛媛工場において飼料添加物メチオニンの製造設備を増強すると発表。現在年間10万㌧の生産能力を、約25万㌧に引き上げる。

メチオニンは動物の体内では合成できず、鶏肉や鶏卵の生産性向上のため鶏の飼料添加物として広く使用されている。温室効果ガスの発生原因となる排泄物中の窒素化合物を低減させる効果もあり、メチオニンの需要は拡大し続けている。

旺盛な需要に対応することを目的に、2018年半ば完成予定で製造設備1系列を増強する。メチオニン事業のアジアにおけるリーダーとしての地位を確固たるものとし、世界規模での食糧の安定供給に貢献することを目指す。

 
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