2016年11月21日
富士重工業(東京都渋谷区)は4月27日、航空宇宙カンパニー半田工場(愛知県半田市)において3棟目となる組立工場が竣工したと発表した。
建築面積1万1600㎡で、最新鋭の自動打鋲機に加えて自動搬送装置や塗装設備等を装備した生産ラインを設置する。米国ボーイング社の次世代旅客機777Xの胴体と主翼をつなぐ重要な部位である中央翼の組立・生産を行う。稼働開始は今年度末を予定している。
半田工場はボーイング社の大型旅客機777、787、防衛省の固定翼哨戒機(P―1)、輸送機(C―2)の中央翼の組立・生産を行っている。新棟の777X中央翼組立工場完成によって、半田工場は世界的にもまれな中央翼生産センターとなる。