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味の素 日本理化学薬品と合弁でシステイン塩酸塩生産会社を設立

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2016年9月5日

味の素(東京都中央区)は2月8日、日本理化学薬品(東京都中央区)と合弁でシステイン塩酸塩生産会社を設立すると発表。5月設立、2017年下期稼働開始の予定で、合弁事業契約を締結した。

システインは医薬品、食品、フレーバー用の原料として広く使用されているアミノ酸。主に動物由来の原料を用い、中国メーカーにより生産されている。近年は環境規制強化、為替変動、人件費高騰等の要因による供給が不安定になるリスクが高まっており、またフレーバー用を中心に非動物由来の原料によるシステインの需要が拡大している。

味の素と日本理化学薬品は合弁でジェイ・システインを設立し、市場のニーズに対応する。栃木県足利市に工場稼働時約20名、資本金4億8000万円の規模で設立。出資比率は日本理化学薬品51%、味の素49%とし、システイン塩酸塩の製造を行う。

 
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