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日本水産 鹿島医薬品工場を建設

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2016年6月23日

日本水産(東京都港区)は12月18日、鹿島工場(茨城県神栖市)の隣地に鹿島医薬品工場を建設すると発表。国内外のEPA医薬品市場の拡大に備えて、世界最高水準の品質管理と生産制を追及する。

 

鹿島工場はファインケミカル事業の中核生産施設として稼働しており、EPA医薬品、食品向け素材としての機能性資質やフィッシュコレステロール・キトサンオリゴ糖など、化粧品としてのN―アセチルグルコサミンやオレンジラフィー油など、幅広い製品を生産している。新設する鹿島医薬品工場は医薬品原料としてのEPA生産に特化し、長年にわたり培ってきた高純度EPAの抽出・精製技術を結集させた最新の生産設備を導入する。とくに海外への医薬品供給には不可欠のcGMP基準による品質・生産管理実施を図る。

 

敷地面積1万9000㎡、工場建設面積2023㎡、工場延床面積3609㎡。年間420㌧の医薬品原料生産能力を有する医薬品製造所と、200㍑ドラム缶を最大720ドラム保管可能な医薬品倉庫を建設する。投資総額は80億円で、2018年稼働を目指す。

 
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