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協和発酵キリン 堺工場の閉鎖が完了
2016年4月8日
協和発酵キリン（東京都千代田区）は１１月４日、堺工場（堺市堺区）の閉鎖が完了したと発表。生産拠点の再編計画の一環として堺工場を閉鎖した。
堺工場は１８４９年、旧協和発酵工業の創立と同時に化学品工場として稼働し、１９７１年から医薬品製造を開始した。協和発酵キリンが取り扱う合成医薬品の原薬製造拠点として重要な役割を担ってきた。今回の閉鎖は２０１０年１月発表の中期経営計画における、生産拠点の再編計画の一環として実施されたもの。生産拠点の老朽化、立地条件の問題解決、コスト競争力の強化を目的としている。
堺工場で製造していた原薬は、協和発酵バイオ（東京都千代田区）の子会社である協和ファーマケミカル（富山県高岡市）が引き続き製造する。