2016年2月25日
セイコーエプソン(長野県諏訪市)、グループ会社であるエプソンアトミックス(青森県八戸市)は14日、エプソンアトミックスによる新工場増設を発表。さまざまな高機能部品の原材料となる微細合金粉末の、中長期的な継続が予想される市場需要の高まりに対応する。
北インター事業所の隣接した土地1万㎡を取得し、総額約12億円を投じて新工場を増設する。新工場増設後、北インター事業所は敷地面積3万600㎡、建物面積約5300㎡となる。精整、梱包、出荷まで微細合金粉末の後工程となる生産ラインを新設し、既存工場のアトマイズ工程と合わせて高効率の一貫生産を実現する。微細合金粉末の精製能力は現在の約2倍にあたる1万㌧以上に向上。さらなる安定供給、受注から出荷までのリードタイム短縮を実現する。