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コスモ石油と昭和シェル石油 四日市地域で事業提携

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2015年10月26日

コスモ石油(東京都港区)と昭和シェル石油(東京都港区)は5月14日、四日市地域における競争力強化に向け事業提携することを発表。2017年3月末からコスモ石油の四日市製油所、昭和シェル石油の子会社である昭和四日市石油の四日市製油所において事業提携する。

今後想定される石油需要の減少、高度化法二次告示に対応することを目的に、四日市地域における原油処理能力削減を目指す。現在、1日あたりコスモ石油の四日市製油所は13万2000バレル、昭和シェルの四日市製油所は25万5000バレルの処理能力を有する。

コスモ石油・四日市製油所の常圧蒸留装置1基を停止することにより原油処理能力の削減を実施。昭和シェル石油は自社の高度化法二次告示対応に相当する石油製品・半製品を昭和シェル・四日市製油所からコスモ石油に供給する。両製油所の2次装置を有効活用することで高付加価値製品の生産による両社の競争力強化、持続的な安定供給の確保を実現する。また製品タンクなどのオフサイト設備についても、広く連携の可能性を検討する。

 
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