2015年10月15日
双日(東京都千代田区)は27日、子会社であるオートランス・タイ(タイ・バンコク市)がインドにチェンナイ支店を、また双日オートモーティブエンジニアリング(東京都千代田区)との共同出資によりオートランス・インドネシア(インドネシア・ジャカルタ市)を設立したと発表。日系を中心に自動車産業の集積で先行してきたタイに加えて、アジアにおけるオートランス事業のさらなる展開と拡大を目指す。
双日グループはオートランス事業として、自動車部品の輸出入、検品、簡易組み立てやジャスト・イン・タイム納入などの物流複合サービスをアメリカ、およびタイで展開している。タイでは自動車メーカーのサプライチェーンを補完する役割を17年間にわたって担ってきた。
どちらもアジア域内の市場成長の取り込みを目的に、2015年度より営業を開始する。3年後をめどにそれぞれ80社以上の顧客獲得を目指す。