2015年9月3日
セキスイハイム九州(福岡市中央区)は4月10日、生産工場をリニューアルすると発表。総額60億円を投資し、九州セキスイハイム工業(佐賀県鳥栖市)のリニューアル工事を行う。
積水化学工業(大阪市西区)住宅カンパニーが打ち出した全国生産工場の「魅力化推進計画」の一環で、顧客に対する魅力発信の強化、生産・施工一体体制の構築、従業員の作業環境の向上、地域貢献強化の4つの狙いを持つ。生産設備の充実、工場の生産ラインの効率化、作業の安全性の向上や重量物作業の軽減、工場建屋の整備、自然資本への配慮と防災機能の強化を図る。新工場は現在の工場建屋に隣接する場所に建設し、新工場完成までは既存建屋で生産を継続する。
同工場は石油化学製品の押出成形・射出成形工場として1963年に開設し、1975年から住宅ユニットの生産をスタートした。現在は住宅ユニットの生産に特化し、九州全域にセキスイハイムを供給している。