2015年8月31日
日本製紙(東京都千代田区)は5月6日、液体用紙容器の生産会社2社で国際的な食品安全マネジメントシステムの規格を取得したことを発表。安全・安心な液体用紙容器の提供に関する国内外からの要望に応えるため、草加紙パック(埼玉県草加市)と江川紙パック(茨城県猿島郡)においてFSSC22000を取得した。
日本製紙の液体用紙容器の生産会社4社では、これまでにもISO 9001を基本にHACCPの考えを取り入れた独自の品質管理体制を確立してきた。今後はFSSC22000の導入により、さらに高度で確実な食品安全管理体制の構築を目指し、継続的な改善を実施していく、としている。三木紙パック(兵庫県三木市)、石岡加工(茨城県石岡市)の2社についても2015年度内の取得を目指した取り組みを開始している。