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旭化成メディカル ウィルス除去フィルターの紡糸工場を新設

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2015年8月6日

旭化成メディカル(東京都千代田区)は3月31日、ウィルス除去フィルター「プラノバBioEX」の紡糸工場を新設することを発表。大分県大分市内の大分工場所有地内に新設し、今後一層高まる需要に対応する。

工期は2015年8月着工、2016年8月竣工の予定。紡糸工場を新設することによりプラノバBioEXの供給能力を年間1万㎡に拡大する。

同社はバイオ医薬品や血漿分画製剤といった生物学的製剤の製造工程に使用されているセルロース製中空糸型ウイルス除去フィルター「プラノバ」を製造・販売しており、医薬品の安全性に貢献する製品として世界的な信頼を得ている。プラノバBioEXはより高いタンパク質濃度領域においても高効率なろ過性能を持つ、親水化ポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いたウイルス除去フィルターで2009年に上市された。欧米の大手医薬品メー カーを中心に評価・採用が進んでいる。

 
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