2015年5月11日
YKK AP(東京都千代田区)は2月27日、エコレールマーク制度においてエコレールマーク認定企業を取得したことを発表した。
同社は2016年度までに国内の全拠点でエネルギー消費量を2010年度対比で15%削減する目標を掲げ、各拠点での省エネへの取り組みと並行して窓やサッシなどの建材商品の輸送手段の多様化を積極的に推進している。輸送手段の大半を占めていたトラックでの輸送を鉄道や船による輸送にシフトし、二酸化炭素排出量削減を目指す。
昨年9月には500km以上の長距離輸送となる、九州事業所(熊本県八代市)や四国事業所(香川県綾香郡)などで生産された商品が保管される中国DC(広島県内の物流センター)から首都圏に向けた物流を、トラック輸送から鉄道貨物による輸送に切り替えた。
将来的には非トラック輸送比率を段階的に増加させることを計画しており、約6割の二酸化炭素排出量削減を見込む。