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キリンビール 国内最軽量のビール中びんを導入

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2014年11月25日

キリンビール(東京都中野区)は12日、国内最軽量となるビール中びんの導入を発表。11月下旬より九州でテスト展開を開始する。

日本山村硝子と共同開発し、ビール中びんについて従来の470㌘から380㌘へと、約2割の軽量化に成功した。ビール大びんで培った、傷をつきにくくすることで強度を保つセラミックコーティング技術を応用。さらに強度を向上するため、びんの裾部の半径を小さくし、成形のさいに肉厚を確保しやすい形状とした。胴径を1・5㍉㍍スリム化したことでハンドリング性の向上も実現。20本入り1ケースあたりでは1・8㌔㌘軽くなり、流通や酒販店、飲食店などでの作業負荷の軽減にもつながる。

また今回の開発により製造工程と物流工程のCO2排出量は合わせて年間約930㌧削減可能となる。

 
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