2014年11月20日
名港海運(名古屋市港区)は11日、タイ、メキシコに新会社を設立し、ベトナムに駐在員事務所を開設すると発表した。
タイ現地法人はバンコクにおいて3月に設立。チョンブリ県シラチャに8950㎡のフリーゾーン倉庫を賃借し、倉庫業に特化した営業を開始する。近年増加する輸出入貨物保管及び配送センターの委託要請に対応し、より高度な物流サービスを提供する。
メキシコ現地法人はグアナファト州・イラプアト市において5月に設立し、11月に営業を開始した。メキシコへの日系自動車および同部品メーカー等の進出が続いている状況のもと、増加する同国向け貨物取扱い及びアメリカ・メキシコ間物流への問い合わせに対応する。
ベトナム駐在員事務所はホーチミン市において12月1日に開設予定。域内の重要物流ルートであるタイ・カンボジア・ベトナム間(メコン南部回廊)におけるサービス提供体制を構築し、事業の拡大を目指す。