2014年10月28日
SAPジャパン(東京都千代田区)は7日、サプライチェーンに関するリアルタイム情報にもとづき、統合ビジネスプランをより迅速に策定・調整・実行することができるクラウド型の新製品「SAPインテグレーテッド・ビジネス・プランニング」の提供を開始したと発表した。
SAP HANAプラットフォームによる高速処理と、SAP Cloudが実現する短期導入によって、需要と供給ネットワークの中で網羅的に、リアルタイムな情報の分析とアラート共有を行う。さらにグローバル化対応機能、最新の最適在庫配備アルゴリズム、サプライチェーンの鳥瞰監視機能を通じ、戦略実行計画に関して互いに協調して機能する環境を提供する。
総合ビジネスプランニングに関する4種類のアプリケーションを使用し、意思決定の最適化の促進を図る。SAP HANAプラットフォームの高速処理を活用することで、市場の需要変化に迅速に対応するための戦略実行計画の立案、リアルタイムな実績予測の共有、戦略と実行計画の密連携等を実現する。より一貫性のある実行計画立案、例外状況の早期発見と対応策の即時化も可能とするほか、SAP Cloudポートフォリオを通じたシンプルかつ短期間でのシステム稼動と早期での利用効果創出を実現する。