2014年10月3日
キヤノンソフトウェア(東京都品川区)は9月18日、NACCS利用企業向け貿易EDI関連の製品ラインアップを強化すると発表。
通関情報の伝送が中心だった既存製品のラインアップに2製品を加え、文書の電子管理やコスト削減など貿易業務のさらなる効率化を推進する。
「輸出入許可通知管理システム」はNACCSセンターより受け取った輸出入許可等通知情報をデータベースで蓄積・管理し、Web画面による検索機能や、PDF形式またはCSV形式での出力機能を提供する。情報の一元管理によるリアルタイムな状況確認を可能とし、セキュリティやコンプライアンス強化にも貢献する。帳票システム連携によるデータの視覚化、複合機連携による紙文書の電子化など導入後の機能拡張にも対応する。販売開始は9月22日。
「DEX Trade Gateway for NACCS 回線集約オプション」では「DEX Trade Gateway for NACCS」とNACCSセンターが提供するNACCSパッケージソフト(メール処理方式)をTCP/IPネットワークで接続する。複数のNACCSパッケージソフトによる通信を一元管理することで、回線コストの削減を実現する。販売開始は10月より。