2014年8月4日
アクセンチュア(東京都港区)は7月31日、農林水産省より輸出戦略実行事業を受託したことを発表。2020年までに日本の農林水産物・食品の年間輸出額を1兆円規模に拡大するための取り組みを支援する。
目標達成を目指し農林水産省は2013年8月には「農林水産物・食品の国別・品目別輸出戦略」を策定し、2014年6月にはこの輸出戦略に基づく取り組みの検証やオールジャパンでの実効性ある輸出拡大に向けた体制について議論を行うための輸出戦略実行委員会を設置している。同社はこの輸出戦略実行委員会の事業である「輸出戦略実行事業」を受託し、本委員会の運営を支援する。
まずは輸出戦略に定められた重点品目や重点市場について各市場の市場動向やニーズを調査・分析を実施する。さらに重点品目や主要テーマごとに設定された部会の運営をサポートし、事業者や商社、物流事業者との協議によって輸出先市場におけるマーケティング戦略や最適な物流戦略、輸出先国の制度への対応策などの実行可能性の検証を行う。